レーティングとは、プレイヤーの実力をあらわす点数のことです。レーティングは1000点から開始し、レーティング戦に勝つと上がり、負けると下がります。点数の変動は一定ではなく、相手の実力に応じて変化します。強いプレイヤー(点数の高いプレイヤー)に勝つと大きく点が上がり、弱いプレイヤー(点数の低いプレイヤー)に勝っても少ししか上がりません。将棋や囲碁の段とはちがい、下がることもあるのでプレイヤーの現在の実力を正確に反映することができます。
具体的なレーティングの計算式は以下の通りです。
まず、両者のレーティング差からそのマッチの勝率を求めます。P_upset = 1/(10^(D*SQRT(N)/2000)+1)
P_upset
点が低い方の勝率D
レーティング差N
ポイント数
例)1000と1100が9pマッチを行ったとするとP_upset = 1/(10^(100*SQRT(9)/2000)+1) = 1/(10^(300/2000)+1) = 1/(1.413+1) = 0.4145
41.45%となります。
点が低い方が勝った場合に得られる点数はN*(1-P_upset)
となります。
負けた相手(点が高い方)は同じ点数だけ失います。
点が高い方が勝った場合に得られる点数は、N*P_upset
となります。
負けた相手(点が低い方)は同じ点数だけ失います。
先ほどの例で説明すると以下のようになります。
1000点が勝った場合
1000点のプレイヤーは9*(1-0.4145)=5.27
点獲得し、1100点のプレイヤーは5.27点失います。
新持ち点は1005.27点、1094.73点となります。
1100点が勝った場合
1100点のプレイヤーは9*0.4145=3.73
点獲得し、1000点のプレイヤーは3.73点失います。
新持ち点は996.27点、1103.73点となります。
レーティング計算機もありますので、自分で動く点数を調べることもできます。
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